魅力あふれるTOYAMA

●富山県とは

富山県は、南北にのびる日本列島の中心、本州の中央北部に位置し、東は新潟県と長野県、南は岐阜県、西は石川県に隣接しています。

三方を急峻な山々にかこまれ、深い湾を抱くように平野が広がっており、富山市を中心に半径50kmというまとまりのよい地形が特徴です。

また、日本海側の中央に位置する本県では、アジア大陸や朝鮮半島など対岸諸国との古くからの交流の積み重ねを活かし、環日本海地域の中央拠点として活発な取組みを展開しています。

●主な観光スポット

立山黒部アルペンルート

富山県と長野県にまたがる3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルートです。雄大な山岳景観をケーブルカー、ロープーウェイ、トロリーバスなどの乗り物を乗り継いで横断することができます。

また、気軽にトレッキングできるコースから本格的な登山ができるコースまでたくさんのコースがあり、登山初心者から上級者まで楽しむことができます。アルペンルート内には日本一の高さのダム、日本最古の山小屋、日本で最高所にある駅などさまざまな日本一があります。絶景の連続で感動も間違いなし。

さあ、四季折々の大自然のダイナミズムを存分に味わってください!

称名滝

迫力満点!落差日本一の称名滝です!水煙を上げながら一気に流れ落ちるその落差は350mにもなります。

立山連峰の雪解け水が多く流れ込む春には、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて2つの滝が流れ落ちます。さらに水量が増した場合には称名滝・ハンノキ滝周辺にいくつもの小さな滝が 現れるたいへん珍しい光景に出会えることもあります。

駐車場近くの称名平休憩所では、称名滝について模型や映像で説明しており、その奥にあるレストハウスではおいしいソフトクリームを食べることもできます。残雪が残る春、緑豊かな夏、紅葉がきれいな秋など、季節によって違った雰囲気を楽しめるのも魅力です!

富岩運河環水公園

富山駅北口から徒歩9分の距離にある富岩運河環水公園は、富岩運河を囲むように 広がる緑の美しい水辺空間です。芝生が広がる開放的な園内では、子どもからお年寄りまで、誰もが心地よいひとときを過ごすことができます。

また、公園のシンボル「天門橋」からの景色、子どもたちに大人気の「噴水広場」、国内外を問わず多くの乗船者で賑わう「富岩水上ライン」のクルーズも楽しむことができます。園内には、世界一美しい「スターバックス・コーヒー」や、フレンチの鉄人坂井宏行シェフ監修のフレンチレストラン「ラ・シャンス」もあります。花火やイルミネー ション装飾等、様々なイベントも実施され、オールシーズン楽しむことができます。ライトアップされた夜の公園も幻想的でおすすめです。

富山駅から徒歩圏内の観光スポット、環水公園をぜひ一度訪ねてみてください。

国定公園 雨晴海岸

浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは、四季それぞれに変化し、息を呑む美しさです。

万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景をこよなく愛し、多くの歌を詠みました。雨晴海岸から氷見市の松田江の長浜までは「白砂青松百選」・「日本の渚百選」に選ばれています。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり、地名「雨晴」の由来ともなっています。ぜひ、雨晴海岸の絶景を目にしてみませんか?

高岡大仏

日本三大仏に数えられる高岡大仏は、地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。

はじまりはおよそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことだといわれています。その後何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し今の形となっています。

出来栄えが素晴らしいことから、日本一の美男とも呼ばれ銅器日本一の高岡の象徴的存在で愛され続けています。

新湊大橋

晴れた日には、橋から日本海や立山連峰、能登半島が一望できます。また、隣接する海王丸パークに恒久係留されている帆船、初代海王丸を上部より望むことができます。

総延長はアーチ部分も含めて3.6km、橋を支える主塔の高さは127m、海上に架かる主体部分が600m。斜張橋としては日本海側最大級!ぜひ、ドライブをしながら素敵な景色を楽しみましょう!

この橋は上は車道、下は歩行者通路の2層構造になっています。歩行者道路「あいの風プロムナード」からの眺めもおすすめです!

富山市郷土博物館[富山城]

富山城址公園の一角に建つ富山城。お濠越しに見る姿はなかなか美しく、町の顔ともなっています。

しかしこの天守閣は戦災後(1954年)に建設されたもので、当時を残すのは堀や石垣などだけです。築城から現在までの歴史を教えてくれるのが、この富山城の内部にある富山市郷土博物館。戦国時代に築城されてから、現在にいたるまで、400年以上にわたる富山城の歴史が、模型や映像を使ってわかりやすく紹介されています。

また、4階の天守展望台からは、江戸時代の富山城の範囲を実感することができます。前田利長が使用したといわれる、高さが140cmもある兜も必見です。